古希を迎えて

天吹酒造合資会社 [ 2012年02月01日 ]

古希を迎えて
平成24年2月1日
天吹酒造合資会社 社長 木下武文
 

今日は私の70歳の誕生日です。「思えば遠くに来たもんだ」という心境です。

この写真は私の幼少時です。
子供の頃より蔵元の後継者として育てられ酒造業一筋で生きてきました。

紆余曲折色々なことがありましたがおかげさまで大病もせず今日まで仕事が出来ました。

我が家の先祖は72歳没が多いです。あと2年有意義に過ごしたいと思っています。
自分が世の中に役立つことがあれば終生現役で過ごしたいです。
 
先月は嵐ファンに囲まれた蔵案内、復興支援酒の取材、早春の蔵開きで花酵母の話など充実した1ヶ月でした。
お客様がただ酒を飲むだけではなく、自分の好みや“場”、料理に合わせてお酒を選ぶことの楽しさに気付いていただいた感じがします。
 
アルコールを飲まない若者が増えていると言う記事を目にします。
日本酒は酔うから嫌、盃のやり取りが嫌など酒質に関係ない部分で嫌われているのは業界の努力が足りないと反省しています。新しい酒文化を提案します。
 
旨い酒に出会い「日本酒にはまった」とおっしゃる方も多いです。
安価な酒を多量に飲む飲酒から旨き酒を適量飲む文化を育てます。酒造業界全体で「日本酒はおいしいね」の世界を築きたいのですが企業哲学が異なり難しいです。
 

おかげさまで佐賀県全体は「佐賀から日本酒はおいしいね」のブランドイメージを世界に送ろうと燃えています。寒いこの時期、大吟醸も馨しい香りを放ち始めました。旨き酒が出来る予感がします。

長男の娘(孫)たちが誕生祝をしてくれました。

手作りの王冠を冠って記念撮影しましたが公開に堪えないイメージだったので削除しました。

 

次男夫婦がフランスワイン ロマネ・コンティ リシュブール2007をプレゼントしてくれました。高級ワインはめったに飲めませんが同じ醸造酒仲間、すごく勉強になります。

純米吟醸いちご酵母を使ったケーキもしっとり感があり美味でした。

これからも無理をせず、マイペースで仕事に励み機会を作って好きな世界遺産巡り、食文化に触れて日本酒の個性を磨きたいと思います。